読感
乙一(オツ イチ)の「夏と花火と私の死体」を読んだ。
- 作者: 乙一
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2000/05/01
- メディア: 文庫
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うーん、いまいち。
16歳でこれを書いた、という意味ではすごいんだけど。。
以前読んだ「暗いところで待ち合わせ」は
かなり良かったんだけどなぁ。
- 作者: 乙一
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
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どうもサスペンス的要素を持つ作家の初期作品は、
(サスペンスであるなしに関わらず)
無駄が多いというか、文章がスキッとしてなくて、
文体がまどろっこしいものが多い。
そういえば桐野夏生なんかも最初の頃の作品は
無駄に文章が長いなーと思うことが多かった。
それでも面白く読めるというのが
「持って産まれた才能」で、
書いていくうちにとぎすまされてくるのかな〜
なんて、ご大層なことを考えたりしてしまった。
さーて、次は何を読もうかな。