読感

エンブリオ

エンブリオ

★★(★)

出版社/著者からの内容紹介
九州の小さな海岸の町。不妊治療に実績をあげるサンビーチ病院で「神の手」と患者たちに慕われる人気産婦人科医の恐るべき企み。生殖医療の底知れぬ闇を浮かび上がらせる書き下ろし1000枚。


内容(「BOOK」データベースより)
九州の小さな海岸の町。贅沢な施設と高度な医療で知られるサンビーチ病院。不妊夫婦に福音をもたらし患者たちに「神の手」と慕われる院長の産婦人科医、岸川卓也のもう一つの顔。男性の妊娠、人工子宮、胎児からの臓器移植…。生殖医療の無法地帯に君臨する医師の狂気の華がひらくとき。生命の尊厳と人間の未来を揺るがす書き下ろし長編小説。


↓のインターセックスの、前本ということで、購入。
いまいち・・かなぁ。
いや、ストーリー自体は面白く読めたけど、
年代・・というか・・性的なことに関して、違和感が(爆)。
別にそういった描写が多いわけではないし、
あらすじに影響あるわけでもないから、いいんだけど・・
アマゾンなどの評価は良いようですよw


インターセックス

インターセックス

★★★★

出版社 / 著者からの内容紹介
性の尊厳を巡る書き下ろし医学サスペンス
「ひとは男女である前に人間だ」。インターセックス(男女どちらでもない性器官をもっていること)の人々の魂の叫び。高度医療の聖地のような病院を舞台に、医療の錯誤と人間の尊厳を問う書き下ろし長編。

内容(「BOOK」データベースより)
生殖と移植では「神の手を持つ名医」と評判の岸川卓也院長が率いる、贅沢な施設と高度な医療を誇るサンビーチ病院。泌尿婦人科医の秋野翔子は岸川に請われてこの病院に勤務することになった。そこでは性同一性障害インターセックスの患者たちへの性転換手術やさまざまな治療が行われていた。翔子は「人は男女である前に人間だ」と主張し、人知れず悩み、絶望の淵にいた患者達のために奔走する。やがて翔子は、彼女に理解を示す岸川の周辺に不可解な変死が続いていることに気づく…。神が創り出した少数派の人間たちの魂の叫び、身体と魂の尊厳。医学の錯誤を見据える世界初テーマに挑む、衝撃と感動のサスペンス大作。

元々読みたかった本でもあり、興味のある分野でもあったので、
サクサクっと読めました。
半陰陽というものを知らない人でも分かりやすく、楽しく読めます。
★4つなのは、ラストのほうが・・・・・・ベタです。
いや、ベタなのはラストそのものではなく、
主人公が女医さんにかけた脅し(の内容)・・・・・・
いや、それ、バカ過ぎるというか、なんというか・・・・・・・・・・
そんな風に思ったのは私だけでしょうか(爆)。