読感

純情ババァになりました。 (講談社文庫)

純情ババァになりました。 (講談社文庫)

★★★★

いいんじゃないでしょうかw
芸能人が書いた本で
「本棚にしまっておこう」と思ったのは、
山口百恵の「蒼い時」以来ですw
自叙伝=ずっと本人の話・・という事で、
途中やや弛む(飽きる?)感もありましたが、
登場人物が面白い。
川端康成とか、こう、私の世代だと、
「教科書の人」「過去の歴史に出てくる人」的なのですが、
加賀まりこさんが生きていた時代(いや、今ももちろん存命ですがw青春?色んな物事を吸収していた時代という意味でw)というのは、
そういう人達が生きていた時代だったんだなーというか。
30年、私より年上なのですが、
改めて「世代が違う」ってこういうことなのね(←良い意味でw)と思いましたw


ところでエッセイの中に、
祇園」「峰子さん」が出てくるのですが、
やっぱりあの峰子さん・・・ですよねぇ。
他にも色んな方が出てきて、
ものすごく質の良い環境で育ったんだなぁ。。。
うむむ。すごい。などと思ったり。

手軽に読めるので、旅のお供系ですねw



雑談w
「旅のお供」→旅のおとも。
どうしても旅のおそなえ(お供)と読んでしまうのは、
やっぱり職業病ですよね。