母子手帳

ちょっと前になりますが、新聞に、
母子手帳」の名称を「親子手帳」に変更するかどうかを議論していたが、見送りになった〜という記事が出ていた。
(男性も育児に関わるようになったのだから、名称を変更するべきじゃないのか?的話でした)


そんな議題(?)が出ていた事に驚いた。


母子手帳母子手帳だろうよ。


別に「神聖な〜」とか「母性が〜〜」とか、そういう意見ではない。



あれは、どういったものか。


女性とは。人間の「雌」を指す。
雌とは何か?子を宿す事が出来る性を言う。(んだよね?)
そして子を宿した生き物を「母」と称す。(んだよね??)


そして母子手帳はどんなものを記録するものか。
妊娠の経過や母体の健康状態、
出産時の状況や状態(母子とも)、
その後の子の状態を、記録するものである。(んだよね???)


男性も妊娠・出産出来るのなら、
「親子」手帳という名称にするべきだと思うけど、
妊娠出来ない現状で、かつ妊娠できる生き物を女性と称し、
妊娠した個体を母と称するのなら、
やはりあの手帳は「母子」手帳以外では有り得ないと思うのだけど。


もっとも、母だって「親」だし、
そういう意味では親子手帳でも別に良いし、
実際そういう名称を採用してる所もあるようだし、
もし自分が妊娠して、交付された手帳に「親子手帳」と書いてあっても、
何ら不満は抱かないと思います(爆)。


ただ、今回のように、その理由が、
「育児に関わる男性が増えたから」
というのが、どうにも違和感。
妊娠してる個体の状態(と胎内の命の状態。と、出生後の子の状態など)をチェックして書き込む為の手帳なんだから、
妊娠していない個体は関係ないんじゃないの?と思うし、
(別に除け者にしようとか、そういう意味じゃないですよw男性が妊娠出来て、女性が妊娠出来ないのであれば、「父子手帳」が正解だと思う。)
出産後の子供の状態(体重がどうとか・・)に関しては、
「親」自身の健康状態は、あまり関係ないわけで。(母乳育児の場合ぐらい?)
つまり、そもそもの時点で、「育児に関わってるかどうか」は、
手帳の「名称」には関係がないんじゃないの?と思うわけです。


そんなわけで、ん?というお話でございました。