読感

ラッシュライフ (新潮文庫)

ラッシュライフ (新潮文庫)

すごい。
久々に良い作家さんに巡り会えました。
早速他の作品も購入しました(笑)。

読み終わった感想・・
なんだろう?
大人のお子様ランチみたいな感じ?(どんなんだ・・)

まず読みやすい。
細切れに様々な人生が書かれ、
それが随所で交錯している。
後書きに「壮大な騙し絵」とあったが、
まさにそんな感じ。
もちろんだからと言ってミステリミステリしていないというか・・
謎解きに主眼が置かれていないというか。


きっとこの人は人間が好きで、
そしてものすごく頭のいい人なんだろうなぁ。。
はるか高みから物事を見ている感じ。
これで私と二歳しか違わないなんて、恐ろしい。

うん、好きだ。
お勧めです。


スローグッドバイ (集英社文庫)

スローグッドバイ (集英社文庫)

村上龍を軽くした感じで結構好きな作家さんなんだけど、
これはなぁ・・
短編数編で成り立っているんだけど、
最後に行くに従ってつまらなくなる(爆)。
一番最後は表題作なんだけど、
ちょっと・・・・
おセンチ過ぎるというか・・
私がもし中学生なら泣けたかも(爆)。