読感


潤一 (新潮文庫)

潤一 (新潮文庫)

つっまらーーーーーーーーーーーーーーーーん。(爆)


以上。






生かされて。

生かされて。

★★★

PHPから出てる・・というのがねぇ・・・・と思いながら購入(爆)。
(PHPはどうも・・・嫌いなのです。賢い子供を作る方法とか、品格を磨くには、とか、そんなのばっかりで、なんか読んでいて、つまらない・・・・ものが多い。松下幸之助は好きなんだけどなぁ。)


虐殺に関しては、本当に何も言うことはなく。
その生き方も考え方も素晴らしいと思う。


ただ、後半にいくに従って、違和感が・・
神と共に、神がいたから、神がいればこそ、神が・・・
全て、神の思し召し。
夫も、神が遣わして下さった、と言わんばかりというか・・
あそこまで、神の子であると、なんとなく仏教で育った私には違和感が・・・。
信仰を強く持っている人の本を読むには、
やはり背景を理解してないと、難しいんだなぁ・・・
(いや、知らなくても「虐殺」がどれほど酷かったかは、分かるんだけど)


宗教を持つ人の強さ、というのはあると思う。
その人の「神」を否定する気もない。
だって、本人がそう信じていて、それで幸せなんだから、いいじゃん。そう思う。
が、読んでいると、違和感を感じてしまうのは、
私が限りなく無神論者だからか。
というよりも、日本人だからか。
神というものが存在するのであれば、それは唯一神ではなく、
自然万物の中にある、八百万の神・・であると思っている。
目に見えない何かに「生かされる」ことはあると思えるけど、
全ては神の思し召し、とは思えない。んだよねぇ・・・


例えばマザーテレサは素晴らしいと思う。
が、アウンサン・スー・チーさんと、どちらをより尊敬しますか・
と言われたら、私はスー・チーさんなんだなぁ。
(って、そんな例えじゃ分からない?)


まぁ、それが主題の本ではないですし、
ひねくれものが、ちょっとずれた雑感を書いた、
ということで、ご容赦願います。


ちなみに後書きは読まないことをお勧めします(爆)。
とってもPHP的(爆)。